パソコン作業で絶対に必要なのがキーボード。長時間作業や短時間作業でも自分に合ったキーボードでないと、作業効率に影響が出てきます。
資料作成するにせよ、ゲームをするにせよ自分に合ったキーボードを使うことでやる気UPにも繋がります!
しかし、キーボードには種類がいろいろあり、自分に合ったキーボードを見つけることは大変だと思います。
そこでキーボード選びのポイントを押さえるとキーボード選定で迷うことが減ると思いますので、是非参考にしていただければと思います。
キーボードを選ぶ前に押さえておきたいポイント
キーボードを選定する4つのポイントを確認していきます。
このポイントを押さえることで、キーボードの選び方が分かってきます。
接続方式
キーボードの接続方式は大まかに分けて3つあります。
- 有線接続
- ワイヤレス接続
- Bluetooth接続
それぞれ解説していきます。
有線接続の特徴
有線接続の特徴としては、その名の通り線を直接接続するタイプとなっています。そのため、接続が安定しています。電池や充電が不要なので途中で使えなくなってしまうということがありません。ワイヤレス接続やBluetooth接続と比べてとても安く買えるため、初めてキーボードを買う方にはまずは有線接続を選ぶのが良いでしょう。
ワイヤレス接続の特徴
ワイヤレス接続の特徴としては、線がないことです!USBのレシーバーをパソコンに接続することで、キーボードとパソコンが通信出来るようになっています。線がないことによって、パソコン周辺の線が減るので見た目も掃除の面でも楽になります。
Bluetooth接続の特徴
Bluetooth接続の特徴としては、USBポートを使用せずに接続できることです。ノートパソコンやMacbook等で接続できるUSBポートが少ない場合はBluetooth接続することで、USBポートを他のものに使用することが出来るようになります。ワイヤレス接続同様に、線がないことも特徴です。
キータイプ
キーボードのキータイプは「メンブレン」、「パンタグラフ」、「メカニカル」3つの種類があります。
メンブレンとは
メンブレンは独立したスイッチがキーとなっているわけでなく、大きな基盤の上にラバードーム(ゴム)がくっついていて、それぞれがキーとなっています。
比較的安価なキーボードに採用されているキータイプとなります。
打鍵感がありますが、指への負担が大きいため長時間の作業には向いていません。
メリット:価格が安い
デメリット:長時間作業には向いていない
パンタグラフとは
ノートパソコン等によく採用されているのが、パンタグラフになります。
キーを押し込んだ時の押し込み感が良いのが特徴で、高さが高いキーボードの使えないノートパソコンなどでも押し込み感があるように再現されている構造となっています。
軽く押し込むだけで入力することが出来るため、メンブレンより負担が少なく長時間作業に向いているキータイプとなっています。
メリット:軽く押し込むだけで入力できる
デメリット:耐久性が低い
メカニカルとは
各キーがそれぞれ独立しているキーボードになります。メンブレンやパンタグラフとは構造が異なっています。全てのキーが独立しているので、一つのキーが壊れてしまっても修理すれば長く使い続けることも可能です。
※独立しているとは、基盤の上にキーが一つ一つ接続されているようなイメージです。なので1つのキーが壊れたとしても(例えばAキー)その部分だけ新しく買い替えて接続してあげれば、キーボードとしては問題なく使えるようになるということです。
「カチカチ」という打鍵音が特徴的で、まさにキーボードを打ってますよ感が感じられます。耐久性が高いため、キーを何回も押すようなゲームユーザーに人気があります。
メリット:耐久性が高い、爽快感がある
デメリット:打鍵音が大きくて目立つ
キーストローク
キーストロークとは、キーを押したときの深さのことを言います。メンブレンやパンタグラフによって深さが違っています。パンタグラフのほうが浅く高速で打ちやすいという特徴があります。
逆にキーストロークが深いタイプは、打ち心地がよく打ち間違いが少ないという特徴を持っています。
FPSゲーマー向けの選び方
同時押しが必要かを確認
FPSで最高のパフォーマンスを出すためには、メカニカルキーボードを使用する必要があります。
メカニカルキーボードであれば複数のキーを同時に押すことが可能ですが、メンブレンキーボードだと複数キーを同時に押すことに対応していないものが多いためFPS等のゲームの使用には向いていません。
FPS等は同時押しが必要になってきますので、メカニカルキーボードが良いというわけです。
自分に合った軸にこだわろう
ゲーミングキーボードと言われるメカニカルキーボードには、1つ1つのキーに軸と呼ばれるスイッチが入っています。
この軸の色によって特徴がありますが、その特徴を理解した上で実際に触って自分の感覚に合うキーボードを探してみましょう。
- 青軸:打鍵音が大きい。気持ちよくキーボードをたたきたい人にオススメ
- 赤軸:打鍵音が小さい。指への負担が少なく、長時間使用する人に向いている
- 茶軸:青軸ほどではないが、赤軸では物足りないという方向けのちょうど良い押し感。
- 黒軸:打鍵音が小さい。赤軸よりも押した感じが重い。
- 銀軸:別名「スピード軸」。キーストロークが浅く、速さや反応の良さ重視。
テンキーが不要か必要かで選ぶ
ゲーミングキーボードにはテンキーがないテンキーレスというキーボードがあります。
数字をテンキーで押すのに慣れている人はテンキーがあるキーボードでも良いと思います。
但し、マウスを使うゲームをする方は、テンキーレスのキーボードを選ぶといいでしょう。テンキーレスの方が見た目もコンパクトですし、マウスの動かせる範囲が広範囲になり操作の邪魔になりにくいというメリットがあるので、テンキーレスでも問題ない場合はテンキーレスを検討してみてはいかがでしょうか。
耐久性を確認する
FPSゲームだととにかく打鍵が多くなりますよね。キーボードは打鍵が多くなればなるほどキーに負担がかかるため、耐久性が低いキーボードは寿命を早めてしまいます。
商品によっては耐久回数が記載されている商品があります。多いもので最大1位億回まで耐久するキーボードがありますので、商品ページを確認してみてください。
自分に合ったキーボードを見つけて作業効率を上げよう
長時間作業に使うのか、短時間作業に使うかによって自分に合うキーボードは異なってきます。
メカニカルキーボードは、ゲーマーでなくても使用しやすく耐久性が高いのため、まずはメカニカルキーボードが自分に合うかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。
本記事を読んでキーボードを選択する参考になっていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。