マウスを使ってゲームをするにせよ普段の何気ない作業でも、使いやすいマウスがいいですよね。
自分に最適なマウスを選ぶことによって、長時間使用してもストレスなく作業することが出来ますね。あなたはマウスを選ぶとき、見た目や感覚だけで選んでしまってはいませんか?
最適なマウスというのは人によって全く異なり、インフルエンサーがおススメしているマウスだから良いということではありません。
本記事を読んで自分に合ったマウスが見つけられるようになっていただければ幸甚です。
自分に合ったマウスを見つける2つの要素
手のサイズを知ろう
マウスを選ぶ前に、大事なことは自分の手のサイズがどのくらいかを知ることです。手の小さい人が大きなマウスを使う、または手の大きい人が小さいマウスを使うのは想像しただけで使いづらいことがわかるでしょう。
マウスを選ぶにあたって一番簡単な方法は「実際に使ってみる」ことですが、なかなか全てのマウスを使うということは難しいと思います。なのでまずは自分の手のサイズを測るところから始めてみましょう。
上記の緑線の長さ(手の長さ)を実際に測ってみましょう。
下記の表と比較して、自分がどのくらいのサイズなのかを把握しておきましょう。
サイズ | 縦の長さ | 横の幅 |
---|---|---|
S | 17cm | 7.5cm~8.5cm |
M | 17cm~20cm | 8.5cm~10cm |
L | 20cm | 10cm~11cm |
持ち方について知ろう
持ち方は大きく分けて3種類あります。
かぶせ持ち
かぶせ持ちとは別名バームグリップと呼ばれる、マウスに手のひらから指の先全体まで密着させるような持ち方です。一般的にはこの持ち方の人が多く安定的な持ち方です。
つかみ持ち
つかみ持ちとは別名クローグリップと呼ばれています。かぶせ持ちから指を立たせるようにして持つ持ち方です。かぶせ持ちよりは安定感が劣りますが、指を立てているためクリックが早くなると言われています。指が長い人は自然とつかみ持ちになっているかもしれませんね。
つまみ持ち
つまみ持ちとは別名フィンガーチップグリップと呼ばれています。マウスに手のひらが触れずに指だけでマウスを持つような持ち方です。縦方向にコントロールがしやすく安定感がありFPSゲームをするような人に人気な持ち方です。プロゲーマーと呼ばれる人たちはこの持ち方が多かったりします。
マウス感度を知ろう
DIPとは
マウスを探していると「DPI」という言葉を目にすると思います。
DPIとは、「Dot Per Inch」の頭文字をとって作られた言葉で、マウスを1インチ動かしたときに、マウスポインターがどれくらい動くかを表す数値となっています。
一般的には800DPIのマウスが多く、マウスを1インチ動かすとマウスポインターが800ドット移動するということになります。
つまり、DPIの数値が高いほど少ない手の動作でマウスポインターを大きく移動することが出来るということです。
センシって何?
FPSゲームをやっていると、時々「センシ」という言葉を聞いたこともあるとある方が多いんじゃないかと思います。センシとはセンシティビティーの略称で「マウスの感度」という意味です。実際のマウスを動かした距離に対して、画面上のマウスポインターが動いた距離の割合を表しています。
つまりセンシが高いとマウスポインターは大きく動き、低いと少ししか動かないということになります。
センシはマウスのDPIとゲーム内の設定のマウス感度の数値によって決まります。ゲームをやる人の界隈では、高いセンシを「ハイセンシ」、低いセンシを「ローセンシ」なんて言われています。
一般的にどれくらいがハイセンシでどれくらいがローセンシなのか、それは「180度の振り向き〇センチ」という言葉で表しています。
~5cm・・・ウルトラハイセンシ
6~10cm・・スーパーハイセンシ
11~15cm・・ハイセンシ
16~20cm・・ミドルセンシ
21~25cm・・ローセンシ
26~30cm・・スーパーローセンシ
31cm~・・・ウルトラローセンシ
※ちなみに僕は振り向き12cmのハイセンシです。
FPSゲームではマウスにこだわる
上記で説明したようにマウスを選ぶ基準としては以下の通りです。
- 手のサイズからマウスのサイズを決める
- 自分の持ち方と合うマウスの形を決める
- 自分の感度に合うマウスのDPIを探す
- 180度振り向きまで何センチなのかによってマウスの大きさや動かしやすい形状のマウスを選ぶ
理想はこれらの①~④に当てはまるマウスを選ぶことが自分に合ったマウスだと言えます。
特にFPSゲームをやる人はこれらの①~④の基準に当てはまるものを選ぶことで、今よりもゲームの上達に差が出てくるのではないかと思います。
少しでも参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。