株式投資は長期・積立・分散が基本
株式投資初心者にオススメする手法としては、長期・積立・分散です。投資期間は15年以上であり、その間は積み立て続ける。
インデックス投資といわれる、市場全体の動きを表す指標(インデックス)に連動した商品を購入することで分散した投資ができます。
まずはインデックス投資をすれば分散ができると覚えておきましょう!
インデックス投資を長期間続ければいいんですね!
でもどのくらいの金額を用意すればいいんだろう?
基本は一定額を積立続ければいいから、まとまったお金を用意する必要はないよ!
自分の投資可能な金額を把握しよう
インデックス投資は毎月一定額を長期間積み立てることが重要です。積み立てられる金額によって、将来のトータルリターンは大きく変わってきますが、それよりも大切なことは長期間市場に参加できるか(売却などをせず、コツコツと積み立てられるか)が重要です。
自分の収入がいくらで、毎月の支出が把握できていれば残りの金額が自由に使えるお金ですよね。その中から自分が投資に使える金額を決めましょう。
毎月投資可能な金額が違うと、積立投資のメリットが薄れてしまいます。積立投資の最大のメリットは毎月定額を積み立てることで株価が下がった時には多く買えて、株価が上がった時にはそんなに買わないといった購入方法が出来るため、トータルで見ると購入価格は株価が乱高下したときの平均的な価格になります。
年月 | 購入価格 | 株価 | 購入口数 |
---|---|---|---|
2021年1月 | 10,000円 | 100円 | 100 |
2021年2月 | 10,000円 | 50円 | 200 |
2021年3月 | 10,000円 | 200円 | 50 |
2021年4月 | 10,000円 | 400円 | 25 |
上記の通りに購入したとすると、購入価格は合計4万円であり購入口数は合計375口であるから、この時の1口当たりの株価購入価格は106.6666・・円となります。
株価が50円で購入できた時はたくさん購入でき、400円の時は少量だけ買います。しかし平均すると1口あたり106円で購入できていることになるので、現在の株価と比較すると1口あたり294円利益が出ていることになります。
上記の例では極端すぎたかもしれないですが、株価が下がったときに多く買えるという毎月定額で積み立てることの良さがわかったのではないでしょうか。
株価が今後上がるのであれば、一括投資も検討
今後の株価が上がり続けると信じるのであれば、まとまった金額を一括で株式購入に当ててもいいでしょう。
しかし株価がどうなるかは誰にもわかりません。株価は乱高下を繰り返します。
過去には何度も「○○ショック」と言われる株価の暴落が発生しています。最近ではコロナショックがありましたね。
暴落時というのは、普段より株が安く買えるということです。いわばバーゲンセール状態ですね。そのような時に一括投資をすることが理想です。
しかし、「○○ショック」はいつ起きるかわかりません。暴落時期を待っている間に株価が上がってしまい、暴落が何年も起きなかったりすると、待っている期間は機会損失のようなものですよね。
だからと言って今すぐに買ってしまうのも、いささか腑に落ちません。自分が納得できる金額(今までの平均購入額より株価が下回ったなど)になった時点で一括購入などをしてみるのはありかもしれません。
しかし、私が実行している買い方としては、毎月定額を積立て、余った資金は暴落時の時に備えて貯めておく。いざ株価が下がったら備えておいた資金を一括投資するといった戦略です。
長期・積立・分散を心掛けて投資を続けていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。