資産1000万円貯める方法

年収300万円台の人が最短でFIREを目指すためのコア・サテライト戦略

年収300万円の筆者が実際に実践しているコア・サテライト戦略について解説いたします。そもそもコア・サテライト戦略が何かという前提から説明します。

この記事が参考になる人

年収が低くてもFIREを目指している人
株式投資に興味がある人
仮想通貨に興味がある人
余剰資金の使い方に迷っている人

コア・サテライト戦略とは

投資を始める上でよく耳にすることが多いと思います。「コア・サテライト戦略」とは、運用資産(これから投資する金額)をコア(核)サテライト(衛星)に分けた考え方です。コアは「守りの資産」として長期的に安定して運用できる資産に対して、サテライトは「攻めの資産」としてコアよりも「ハイリスク・ハイリターン」の資産を運用していくといった考え方となります。

サイドFIREのための目標金額

僕がサイドFIREするために決めた目標金額は「3000万円」です。

理由は「月平均10万円」を安定的に得られる金額が3000万円だからです。
※有名な「4%理論」に基づき、(3000万円×4%=120万円)で計算しております。

目標達成のためのコア・サテライト戦略のご紹介

コア・サテライト戦略と言っても、大切なのは割合です。コアに何割の資産を割り振り、サテライトに何割の資産を割り振るのか。そもそも年収300万円台の人にとって資産運用に割ける金額は多くありません。その上で自分が投資資金として捻出できる金額をまず計算しましょう。

僕の場合の年間投資額とコア・サテライト戦略における割合は下記となります。

年間投資額:約200万円

コア:70%(約140万円)

サテライト:30%(約60万円)

コアは株式

上述しました通り、コア部分は「守りの資産」となります。自分が計画した通りに行かずとも、将来的に計画が狂わない程度の値動きになる資産をコアに置くことが多いです。
※株式はインデックス投資を前提としております。

誰に対しても一概に「これがオススメ」とは言えませんが、多くの人はコアを「株式」にした方が良いと言えます。

株式にした方が良い理由としては、簡単に言うと「世界経済が今後も成長するかどうか」を考えるだけで良いからです。

そして、今までの歴史を振り返ってみると世界経済は今も右肩上がりで成長し続けていることがわかります。
※以下は世界の実質GDP の推移となります。

経済産業省から参照:https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2011/2011honbun/html/i1110000.html

経済が成長するということはすなわち、会社がより良いサービスやモノを作り出し、それによって人々がより良い暮らしになっていくということです。皆さんは10年前と比べて暮らしやすい生活になっていると感じられますでしょうか。感じられるということは、それは経済が成長してより良いモノやサービスが生み出されている証です。

人類はこれまでも成長を続けてきました。VRを主軸とした仮想空間などにも注目が集まっています。そういった今までにないことを生み出すことが世界経済を大きく成長させていきます。

これから想像もできないような成長が今後も待ち受けていると仮定するのであれば、「株式」をコアにすることは合理的でもあると言えます。

3000万円をコア資産のみで達成するためのシミュレーションを実施しました。
僕の場合はコア資産のみで約13年と3ヶ月でサイドFIREが達成できる計画です。
※年利7%で想定

楽天証券シミュレーション

僕が実際に投資している株式は以下の通りとなります。参考にしていただければと思います。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

サテライトは楽しむための投資

サテライトでは短期的な視点で考えても問題ないと思っています。その理由としては、コア(守りの資産)の部分で既に資産運用の土台は出来ているので、残りは自分が楽しめるような投資ができれば良いと考えるからです。

楽しめるというのは具体的に言うと、予想したことが結果的にどうなるかを当てるような感覚だと思っています。

投資に置き換えて言えば、価値が上がるか下がるかを当てると言うことです。

僕が実践しているのは主に「高配当株投資」か「仮想通貨」になります。

高配当株投資

高配当株投資とは、文字通り高配当な株式に投資して配当を得る投資です。そもそも「高配当株」と言うのは、配当利回りが高い銘柄のことで、株価に対して配当金額が高ければ高いほど高配当株と言うことになります。

高配当株投資を楽しむためには、「株価が安くなっている時に投資する」ことができるかどうかです。しかし、株価が現状安いかどうかの判断は難しいです。株価が割安かを表す指標(PER等)は存在しますが、それらだけで判断は出来ません。

企業の将来性を自分なりに考えながら、タイミングを図って投資しなければならないので、考えることが多い投資法となります。

以下は僕が実際に投資している銘柄となります。参考程度にしてください。
※この銘柄を進めているわけではありません。投資するタイミングによって結果は変わってきます。

アッビィ(ABBV)
iシェアーズ コア米国高配当株ETF(HDV)
アルトリア・グループ(MO)
ブラジル石油公社(PBR)
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
ベライゾン・コミュニケーションズ(VE)

仮想通貨

仮想通貨とは簡単に言うとインターネット上でやりとりできる資産と理解してもらって問題ないと思います。代表的な仮想通貨はビットコインイーサリアムなどがあります。

仮想通貨の特徴としては、値動きがとても激しいという点があります。僕はここに妙味があると思います。株式と比べて、仮想通貨という言葉は知っているものの実際に投資をしている人はそこまで多くないと感じます。

1ヶ月で数十倍に価値が上がってしまう仮想通貨がちらほら存在していたりします。

僕の場合、サテライト投資の投資可能額は「60万円」です。10倍になると「600万円」、20倍になると「1200万円」となります。

仮想通貨はサイドFIREの目標金額である「3000万円」を短期的に達成可能とするチート行為とも言えるでしょう。

僕が実際に投資している仮想通貨の一例を載せておきますので、参考程度に見ていただければと思います。

BTC(ビットコイン)
XRP(リップル)
GST(グリーンサトシトークン)
GMT(STEPN)
SOL(ソラナ)

※2022年5月現在に注目しているのは「GMT」です。こちらは3月に0.01ドルで上場してからわずか45日で300倍まで価格が上がりました。300倍と聞くと上がりすぎとも思いますが、5月現在も上がり続けています。2022年の戦略としてはGMTに注目していきたいところではあります。

王道はコア・サテライトどちらも株式

リスクがどれだけ取れるかによって、コア・サテライトをどのように割り振るか、サテライトは何にするのかが違ってきます。

やはり王道としてはどちらも「株式」となりますが、これはどちらかというと安定を追求した戦略とも言えます。

ご結婚されていたり、ローンがあり毎月支払いがあってなかなか投資資金が作れない方は株式で運用されていく方が無難です。仮想通貨をサテライトとするより時間はかかりますが、安定的に資産が増えていくスタイルとなります。

年間200万円を株式のみで運用していくと、およそ10年と3ヶ月ほどで目標金額の3000万円となる想定となりました。
※運用利回りは7%を想定

楽天証券シミュレーション

リスクが取れる人向け

コアは株式で守りつつ攻めのサテライトは仮想通貨

コア部分のみで3000万円を作ろうとすると、僕の場合で13年ほどでした。そこに仮想通貨というスパイスを加えると、目標金額達成までの期間が縮まります。

年間投資額60万円に対して、13年のうちに1度でも数十倍のリターンが発生すると一発逆転が起こります。

2022年でも300倍ほど値上がりした仮想通貨が存在します。300倍は望みませんが僕は数十倍の値上がりを期待してこれからも運用していく予定です。

これからも仮想通貨は注目を浴びる存在であると思っています。その背景にはメタバースといった大きなプロジェクトが関わっているからです。仮想空間でNFTを利用するケースが増えるということになりますが、これは仮想通貨でも利用しているブロックチェーンの技術が必要と言うことになります。メタバースの成長と仮想通貨の成長を見逃さないためにも、仮想通貨への投資はサテライト戦略としてとても良い戦略と言えるでしょう。

まだまだ仮想通貨への投資は遅くはないと思います。ちょっとした一発逆転を狙いたい人は是非検討してみてはいかがでしょうか。あくまでも余剰資金での投資をオススメしますが、そういったスパイスが人生に楽しみを与えてくれるかもしれません。

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