投資信託とは
投資信託とは、投資家(私たち)から少しずつお金を集め、集まったお金をプロが運用し運用による損失や利益が投資家に還元される商品です。
投資信託の運用実績は市場環境に左右されます。つまり、運用実績によって利益が出る時期もあれば損をする時期もあるということです。元本が保証されている金融商品ではありません。
投資信託で毎月5万円を積立運用する
投資信託には多種多様な商品が存在しますが、今回はS&P500という米国の指数に連動する投資信託を運用する想定でシミュレーションしてみようと思います。
米国株のインデックス型ファンドであれば、長期運用したリターンとして投資信託の年利率5%で計算してみようと思います。過去の実績からS&P500の年利率は約7%前後のため、5%というのはやや保守的でしょう。
※楽天証券 積立かんたんシミュレーションを使用
毎月5万円を投資信託を積み立て運用すると、15年後は約1336万円になります。元本は900万円なので約430万円の利益が出ることとなります。
運用期間を変更してシミュレーションした結果は以下の通りとなります。
※年利率5%の場合
運用期間が長くなればなるほど、元本に対する利益がどんどん大きくなることがわかります。これは複利の効果があるからです。複利とは元本と増えた利息の合計額に、利息がついていく仕組みです。
しかし、上述の通り投資信託は元本保証ではないため、シミュレーション通りに利益が出るとは限りません。ある時点においては元本割れしてしまうリスクの可能性はあります。
長期間運用することで複利の効果を期待し、最終的に利益を出すことは可能ですので、元本割れしても心折れずに積立をしていくことが重要です。共に頑張りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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投資信託は利益に20.315%の税金がかかってしまいます。つみたてNISAを利用すれば、利益に対する税金が非課税となりますので、投資信託で運用する場合はつみたてNISAを利用することをオススメします。